タミヤ ティレル020 1/20 [F1 ティレル020 タミヤ]
完成しました ティレル020。1991年中島悟がドライブしたマシンです。ハイノーズの先駆けとなった独特のフロントウイング、エンジンはホンダV10だったのですが、総合的にバランスが悪く、良い成績は残せませんでした。タミヤのF1グランプリシリーズは少ないパーツで見ごたえ十分なディーテールを再現できます。タバコデカールの都合などで再販されないモデルが多いですが、このモデルはタミヤのロングセラーモデルで現役で販売中です。価格も1200円ぐらいで安価なので、皆様もぜひいかがでしょうか?
いつものように製作過程と完成写真を載せています「製作記 完成写真はこちらから」から御覧ください 最新更新 : H26.12.28
ボディーが2分割になっています。コックピットパネルとヘッドレストパネルを挟んで接着するようになっています。
コックピットパネル(C22)はスイッチがいっぱいあって先に入れてしまうと塗装が面倒なので、写真のようにボディー側の爪を切り取ることにより、後から入れ込めるようにしました。
ヘッドレストパネルはペーパー掛けの際に邪魔なのでヘッドレストをエッチングソーで丁寧に切り離します。
そしてボディー側に付ける部分を切り離し、黒い瞬間接着剤で接着します。
タミヤの大抵のF1モデルのカウルはこの4箇所のダボで脱着できるようになっています。
このモデルはカウルが若干ゆがんでいていました。ダボの勘合がよければゆがんでいても、ピッタリつけられるのですが、勘合がゆるい為、1箇所が浮いた状態になってしまいます。ここであきらめて接着してエンジンレスモデルにするにはもったいないので、いつもの手を使います。
ピン側に黒い瞬間接着剤をたっぷり付けてピンを太くして勘合をきつくします。
丁寧にやったつもりだったのですが、穴側が割れてしまいました。
それでは次の手です。穴にタミヤのエポキシを付けます。
形を軽く整えて、ピンバイスで穴を明けます。そしてカウル側には0.8mm真鍮線を瞬接でつけます。穴と真鍮線の勘合はきつめにしておいて、真鍮線を紙やすりで削りながら勘合を合わせていきます。
ピン跡はラッカーパテで埋めます
グレーサフを吹いて形状や傷をチェックします
このモデルの問題点で悩むところは、白いデカール部分が透けてしまうということです。カルトグラフやサードパーティーデカールならばそれほど透けないのですが、タミヤの純正デカールなので間違いなく透けます。ガンメタのボディーに真っ白なストライプがかっこいいので、ここはデカール部分を白で塗装しようと思います。そして、デカール形状に切り取ったマスキングテープを貼り、ガンメタを吹きたいと思います。
いやはや大変そうだな・・・・ 少し憂鬱になりつつも白を吹きました。
今週はここまで、また次回お願いします。
12/14 こんにちは。毎日寒い日が続きます。仕事やら忘年会やらあわただしい日々であまり進んでいませんが今週も更新します。
白のデカールが透けるので、デカール部分だけマスキングして白の下地を作ろうと思ったのですが、デカールを見れば見るほどノーズのあたりとか難しそうなので断念しました。そして、このモデルに関しては予備のデカールをカスタマーセンターから購入していましたので、白デカールの二重張りを行うことにしました。
コックピット前は凹凸が大きいので、ここだけはマスキングして塗装の白を生かしたいと思います。
そして、ガンメタルを吹きます。タミヤスプレーのライトガンメタルなのですが、色が薄すぎるのでかなり黒を足したものを吹きました。
メタリック塗装は往々にして表面がザラザラなので、そのままではデカールは貼れません。密着力が弱く、上からクリアーを吹こうものならチジミあがってしまいます。のでデカール前にクリアーを吹いて研ぎ出しまで行いました。今回スポンジやすりを使ってみたのですが、曲面や凹凸面には使いやすいです。でも平面は紙やすりを2cm角ぐらいに切って目詰まりしたら捨てる従来のやり方のほうが早いですね。
いつものようにシャビシャビクリアーをして乾燥させます。
2日の乾燥後、デカール貼り面をメインに3000番フィルムやすりで水砥ぎし、粗、細、仕上、セラミックまで仕上ます。
デカールがパーツにまたがるので仮組みした状態でデカール貼りです。
一重目のデカール貼り終えました。やはり、とても薄くて透けてしまいます。それに凄く軟いです 事前にデカールリキッドを2回塗りしていたのですが、これなしでは千切れまくるでしょう。
ノーズ部分は白塗装とデカールの白さが全く違います。そしてノーズ部分は曲面なのでデカールがなじまずマークソフターを注意しながら使いました この点でもやはりデカールリキッドで保護強化しておいて良かったです。
二重目のデカールを張りました。写真で違いがわかりますでしょうか?写真左側カウルは一重です。やはり二重貼りにしたら、白さは2倍です。やってよかったです。サードパーティーデカールならば一重でもこれぐらい白いんだろうな・・でも高いからな・・ そうそう、最近のタミヤF1モデルはカスタマーサービスでデカールを簡単に手に入れられないらしい 失敗した場合のみ つまり残りのデカールを郵送しないと売ってくれないらしい ということは失敗したときのために事前に買っておくことも出来なければ、二重貼りも出来ない。タミヤさん何故そのようにするのですか?
無事全てのデカールを貼り終えました。この後、乾燥機で1日乾かしてクリアーを吹きたいと思います。
今週はここまで、また来週よろしくお願いします。
こんにちは。寒波襲来で雪が降りますが、皆さんいかがおすごしでしょうか?
2日乾燥機で乾かしてから、砂吹きを5分置きに10回ぐらい行います。最初は遠くから、徐々に近く、長く吹きます。クリアーは、リターダーを含まない通常のシンナーで3倍に薄めたものです。
そして1日乾燥機で乾かして今度はガイヤークリアーをガイヤーシンナーでやはり3倍程度に薄めたものを5回程度たっぷり吹きます。
4日乾燥させて#1500番紙やすりでデカールの段差を無くすように削ります。削りすぎてデカールを出さないように気をつけます。
クリアーで若干縮んだのかノーズ先端のデカール2枚貼りがずれました。最後に赤を塗ります。
一通りデカール段差が無くなったら、シャビシャビクリア(ガイヤークリアーをガイヤーシンナーで5倍に薄めたもの)を3度くらいに分けて吹きます。そして乾燥機へ
エンジンです。タミヤの模型はモールドがしっかりしていて良いですね。
「HONDA」部分をシルバーに塗ります。消しゴムを小さく切ったものでハンを押すようにします タミヤエナメルのクロームシルバーを消しゴムの平坦面に付け、新聞などに何回か押してカスカスになったものを慎重にモールドに押し付けます。
エンジンパーツは説明図の塗装以外にもいろいろ好きに塗っています。
エキマニは、メッキシルバーNEXTで塗りました。光ってます
その後、タミヤウエザリングマスターで焼き色を付けます。これは便利です 塗料を使わずに簡単に焼き色をつけられます。3色あり手をかければかなりリアルになります。
シャーシーにアルミテープを貼りました。アルミテープは100均のものが一番良いです。台所補修用なので、たいていのものは分厚いのですが、100均のは適度に薄く、腰が無く曲面にもなじみます。模型の材料はまず100均で見てみるのが良いですよ。紙である程度の型をとってアルミテープを切り出し 貼り付けます。余分な部分はデザインナイフで切り取ればOK。
エンジンが出来上がりました。ホンダV10です! マクラーレン&ホンダの来年の活躍が楽しみですね。
今週はここまで 来週はきっと完成です。またよろしくお願いします。
12/28 こんにちは。最近は暖かい日が続きますが皆様お元気でしょうか?
シャビシャビクリアから2日後、#2000ヤスリ→コンパウンド粗 細 仕上 セラミックで磨きました。
タイヤメーカーはピレリです。いつもならグッドイヤーですのでテンプレートでマスキング塗装するのですが、ピレリのテンプレートはさすがにありません このデカールは経年劣化で毛羽立つように剥がれます。マスキングテープで型を作ろうかと思いましたが、大変そうなのでやめました。上から水性つや消しクリヤーを塗ります。少しは劣化が防げるかな・・・・
全パーツ完成しましたので、いつもの全パーツ撮りです。
完成しました。デカール前にクリアー、デカール後にクリアー、研ぎだしてシャビシャビクリアーとクリアーを多く吹きました。つやはまあまあです 研ぎ出しすぎたあとにシャビシャビクリアーをたっぷり間を空けずに吹いたため、一部デカールに亀裂が入ってしまいました。
ラッカークリアーの限界を感じましたので、これを機会にウレタンクリアーに切り替えようかと思います。
戦闘機のような直線的なデザインです。
メーターはデジタルパネルです。
ストリップもかっこいいです。少ないパーツでかなりリアルに再現できます。
いつものように製作過程と完成写真を載せています「製作記 完成写真はこちらから」から御覧ください 最新更新 : H26.12.28
ボディーが2分割になっています。コックピットパネルとヘッドレストパネルを挟んで接着するようになっています。
コックピットパネル(C22)はスイッチがいっぱいあって先に入れてしまうと塗装が面倒なので、写真のようにボディー側の爪を切り取ることにより、後から入れ込めるようにしました。
ヘッドレストパネルはペーパー掛けの際に邪魔なのでヘッドレストをエッチングソーで丁寧に切り離します。
そしてボディー側に付ける部分を切り離し、黒い瞬間接着剤で接着します。
タミヤの大抵のF1モデルのカウルはこの4箇所のダボで脱着できるようになっています。
このモデルはカウルが若干ゆがんでいていました。ダボの勘合がよければゆがんでいても、ピッタリつけられるのですが、勘合がゆるい為、1箇所が浮いた状態になってしまいます。ここであきらめて接着してエンジンレスモデルにするにはもったいないので、いつもの手を使います。
ピン側に黒い瞬間接着剤をたっぷり付けてピンを太くして勘合をきつくします。
丁寧にやったつもりだったのですが、穴側が割れてしまいました。
それでは次の手です。穴にタミヤのエポキシを付けます。
形を軽く整えて、ピンバイスで穴を明けます。そしてカウル側には0.8mm真鍮線を瞬接でつけます。穴と真鍮線の勘合はきつめにしておいて、真鍮線を紙やすりで削りながら勘合を合わせていきます。
ピン跡はラッカーパテで埋めます
グレーサフを吹いて形状や傷をチェックします
このモデルの問題点で悩むところは、白いデカール部分が透けてしまうということです。カルトグラフやサードパーティーデカールならばそれほど透けないのですが、タミヤの純正デカールなので間違いなく透けます。ガンメタのボディーに真っ白なストライプがかっこいいので、ここはデカール部分を白で塗装しようと思います。そして、デカール形状に切り取ったマスキングテープを貼り、ガンメタを吹きたいと思います。
いやはや大変そうだな・・・・ 少し憂鬱になりつつも白を吹きました。
今週はここまで、また次回お願いします。
12/14 こんにちは。毎日寒い日が続きます。仕事やら忘年会やらあわただしい日々であまり進んでいませんが今週も更新します。
白のデカールが透けるので、デカール部分だけマスキングして白の下地を作ろうと思ったのですが、デカールを見れば見るほどノーズのあたりとか難しそうなので断念しました。そして、このモデルに関しては予備のデカールをカスタマーセンターから購入していましたので、白デカールの二重張りを行うことにしました。
コックピット前は凹凸が大きいので、ここだけはマスキングして塗装の白を生かしたいと思います。
そして、ガンメタルを吹きます。タミヤスプレーのライトガンメタルなのですが、色が薄すぎるのでかなり黒を足したものを吹きました。
メタリック塗装は往々にして表面がザラザラなので、そのままではデカールは貼れません。密着力が弱く、上からクリアーを吹こうものならチジミあがってしまいます。のでデカール前にクリアーを吹いて研ぎ出しまで行いました。今回スポンジやすりを使ってみたのですが、曲面や凹凸面には使いやすいです。でも平面は紙やすりを2cm角ぐらいに切って目詰まりしたら捨てる従来のやり方のほうが早いですね。
いつものようにシャビシャビクリアーをして乾燥させます。
2日の乾燥後、デカール貼り面をメインに3000番フィルムやすりで水砥ぎし、粗、細、仕上、セラミックまで仕上ます。
デカールがパーツにまたがるので仮組みした状態でデカール貼りです。
一重目のデカール貼り終えました。やはり、とても薄くて透けてしまいます。それに凄く軟いです 事前にデカールリキッドを2回塗りしていたのですが、これなしでは千切れまくるでしょう。
ノーズ部分は白塗装とデカールの白さが全く違います。そしてノーズ部分は曲面なのでデカールがなじまずマークソフターを注意しながら使いました この点でもやはりデカールリキッドで保護強化しておいて良かったです。
二重目のデカールを張りました。写真で違いがわかりますでしょうか?写真左側カウルは一重です。やはり二重貼りにしたら、白さは2倍です。やってよかったです。サードパーティーデカールならば一重でもこれぐらい白いんだろうな・・でも高いからな・・ そうそう、最近のタミヤF1モデルはカスタマーサービスでデカールを簡単に手に入れられないらしい 失敗した場合のみ つまり残りのデカールを郵送しないと売ってくれないらしい ということは失敗したときのために事前に買っておくことも出来なければ、二重貼りも出来ない。タミヤさん何故そのようにするのですか?
無事全てのデカールを貼り終えました。この後、乾燥機で1日乾かしてクリアーを吹きたいと思います。
今週はここまで、また来週よろしくお願いします。
こんにちは。寒波襲来で雪が降りますが、皆さんいかがおすごしでしょうか?
2日乾燥機で乾かしてから、砂吹きを5分置きに10回ぐらい行います。最初は遠くから、徐々に近く、長く吹きます。クリアーは、リターダーを含まない通常のシンナーで3倍に薄めたものです。
そして1日乾燥機で乾かして今度はガイヤークリアーをガイヤーシンナーでやはり3倍程度に薄めたものを5回程度たっぷり吹きます。
4日乾燥させて#1500番紙やすりでデカールの段差を無くすように削ります。削りすぎてデカールを出さないように気をつけます。
クリアーで若干縮んだのかノーズ先端のデカール2枚貼りがずれました。最後に赤を塗ります。
一通りデカール段差が無くなったら、シャビシャビクリア(ガイヤークリアーをガイヤーシンナーで5倍に薄めたもの)を3度くらいに分けて吹きます。そして乾燥機へ
エンジンです。タミヤの模型はモールドがしっかりしていて良いですね。
「HONDA」部分をシルバーに塗ります。消しゴムを小さく切ったものでハンを押すようにします タミヤエナメルのクロームシルバーを消しゴムの平坦面に付け、新聞などに何回か押してカスカスになったものを慎重にモールドに押し付けます。
エンジンパーツは説明図の塗装以外にもいろいろ好きに塗っています。
エキマニは、メッキシルバーNEXTで塗りました。光ってます
その後、タミヤウエザリングマスターで焼き色を付けます。これは便利です 塗料を使わずに簡単に焼き色をつけられます。3色あり手をかければかなりリアルになります。
シャーシーにアルミテープを貼りました。アルミテープは100均のものが一番良いです。台所補修用なので、たいていのものは分厚いのですが、100均のは適度に薄く、腰が無く曲面にもなじみます。模型の材料はまず100均で見てみるのが良いですよ。紙である程度の型をとってアルミテープを切り出し 貼り付けます。余分な部分はデザインナイフで切り取ればOK。
エンジンが出来上がりました。ホンダV10です! マクラーレン&ホンダの来年の活躍が楽しみですね。
今週はここまで 来週はきっと完成です。またよろしくお願いします。
12/28 こんにちは。最近は暖かい日が続きますが皆様お元気でしょうか?
シャビシャビクリアから2日後、#2000ヤスリ→コンパウンド粗 細 仕上 セラミックで磨きました。
タイヤメーカーはピレリです。いつもならグッドイヤーですのでテンプレートでマスキング塗装するのですが、ピレリのテンプレートはさすがにありません このデカールは経年劣化で毛羽立つように剥がれます。マスキングテープで型を作ろうかと思いましたが、大変そうなのでやめました。上から水性つや消しクリヤーを塗ります。少しは劣化が防げるかな・・・・
全パーツ完成しましたので、いつもの全パーツ撮りです。
完成しました。デカール前にクリアー、デカール後にクリアー、研ぎだしてシャビシャビクリアーとクリアーを多く吹きました。つやはまあまあです 研ぎ出しすぎたあとにシャビシャビクリアーをたっぷり間を空けずに吹いたため、一部デカールに亀裂が入ってしまいました。
ラッカークリアーの限界を感じましたので、これを機会にウレタンクリアーに切り替えようかと思います。
戦闘機のような直線的なデザインです。
メーターはデジタルパネルです。
ストリップもかっこいいです。少ないパーツでかなりリアルに再現できます。
あれぇ・・・また
tochi さんが・・・(^^ゞ
by らしゅえいむ (2014-12-14 19:58)