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いすず 117クーペ ハセガワ [いすず 117クーペ ハセガワ]

完成しました。いすず117クーペ ジウジアーロデザインの1968年に販売された日本の名車です。幼いころ近所にブルーメタリックの117クーペがありました。僕は、その117が大好きでした。たしかメーターは220km/hまで刻まれていました 幼心に「この車はスピードが出るんだなー」と思いました。
とても古い車ですが、今でも通用する素晴らしいデザインです。
 117クーペは近年フジミから出ていて決定版でした。私も作りましたが素晴らしく良くできたかっこいいものでした。そこへハセガワが出したというのでぜひ作ってみたくなったのです。
フジミから良いものが出ているので、だぶらせないでほしかったです。
 いつものように製作記と完成写真をのせましたのでぜひ見てくださいね

いすず 117クーペ ハセガワ
いすず 117クーペ ハセガワ
いすず 117クーペ ハセガワ


最終更新 2022.07.10





t22.07.03.B-(001).jpgT22.07.03.A-(031).jpgまずはパーツの紹介から。
ボディーです。とてもカッコよいです。エンブレムが取り付く個所に穴があります。
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このヒップラインが良くできているというか板金が難しそう。初代はハンドメイドだったので職人のたたき出しだったんですよねー

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モールドクッキリした良いパーツです。

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メッキの質感もギラギラせずに良いです。

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クリアーパーツの透明度も抜群です。

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せっかくなのでフジミと比べてみます。フジミの初代117クーペ

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ボディーの大きさは変わりません。フジミはサイドピラーガメッキの一体パーツになっています。
これはこれでありがたいのですが、フロント、リアの窓枠をこれと同じメッキ調にするのが大変。

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フジミは量産型とボディーパーツを同じにするためにテール部が変えられるようになっています。
ハセガワは初代専用ボディー!!これは思い切ったことです!!

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ホイールはフジミは1ピースですがハセガワは3ピースです。
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フロントグリルもフジミは1ピースですが、ハセガワは2ピースで塗りやすくなっています。

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コックピットはハセガワは1ピースですがフジミは3ピース

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ハンドルはどちらも同じようなもの

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バンパーも同じようなもの

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ハセガワはフジミより良いものを作らねばなりませんでしたから、比べるのは酷ですが、フジミより良くできています。

ハセガワの残念なところ フェンダーミラーのゲート位置が悪く跡が残ってしまいます。
ここは何とかしてほしかったところ。

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来週から作り始めますよー

7/3 梅雨がもう開けてしまいました。暑い暑い。 また、猫ちゃんもらってきて3匹になりました。去年10月に家に来る野良ちゃんを迎え入れてから早くも3匹です。 左が最初の猫の朔(サク)ちゃん♀、右が今回知り合いから譲り受けた迅(ジン)くん♂、 t22.07.03.B-(001).jpg これが2番目の楓(フウ)ちゃん♀ t22.07.03.B-(002).jpg みんなかわいいです。猫たちがやってきてからとても賑やかになりました。 かわいい子供です。

さて117です

これが以前作ったフジミの117量産型後期です。十分かっこいいです。まさか今後新金型で別メーカーから出るとは思いませんでした。

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さて、作っていきますよー
ボディーにペーパーをかけて一皮むいて筋を深くしました。クレオスのラインチゼルです。
ハセガワはどのモデルも筋が以上に浅いです。ウレタンクリアーでトップコートしたら埋まってしまいそうです。

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エンブレム類は位置決めのためにピンバイスで裏から穴を開けます。説明書をよく読まないと開け忘れてトップコート後に開けるという少し危ないことになってしまいますので、注意が必要

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そしてサフを吹くのですが、メタリック系にする場合はウレタンクリアーを吹いた際に銀粒子が踊って傷跡に入り込んで目立つので、ペーパー跡がないように#1000、#2000で入念に表面を整えます。

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ボディー色は冒頭でも書きましたが、幼いころ近所にあったブルーメタリック
ブルーメタリック、シルバー、色の素の黄色を混ぜて作ります。銀粒子が踊らないようにクリアーも混ぜます。

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ん-いい色 昔を思い出します。少し黄色がかっているのがいいい

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エンブレムにもデカールを貼って、ウレタンクリアーでコートします。

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ウレタンクリアーを吹きました。いつものフィニッシャーズGP1です。
砂吹を何回かして、ドバ吹きです

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しかしー アカーンやっぱ踊ってモータ!!
メタリック色にウレタンクリアー吹くのは、いつまでたっても難しい!!
赤で囲った所が、ペーパー傷消し切れてなかった 消したはずなんだけどなー

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シンナー風呂につけてきれいさっぱり一からやりなしでーす。(泣きながら・・・)
あんだけ注意していたのに・・
今回はウレタンクリアーやめじゃー! 
久しぶりにラッカークリアーでトップコート。ガイアーノーツのEXクリアー これかなりのつやが出るんですよねー。でもラッカーなんで永久に硬化を続けるわけです。そして10年後とか見てみたらつやが落ちてるんですよねー。
このあと鏡面磨きしました。バフレックスグレー、ラプロス#6000#8000、タミヤコンパウンド赤・青・白、ハセガワのセラミックでウレタンクリアーに負けないほどピカピカ。銀粒子も全く踊らずOK

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窓枠はマスキングしてメッキシルバーNEXT

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さて、内装です デカールのバリエーションが多いです

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デカール貼りました。いつものようにヘアーアイロンに濡れた綿棒をつけて押さえましたが、いまいち
なじまないので、マークセッター、ソフターを使いました。
その上から艶消しクリアーでコート

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メーターはクリアージェルを垂らして光らせました

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ハンドルつけて

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シフトノブにもデカールがあります。

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内装ができました。シートは皮でもビニールでもグロスブラック

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フロントグリルはライトハウジングをマスキングしてセミグロスブラックです。
ライトハウジング別パーツがよかったなー

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シャーシ裏もかなりリアル
ご存じでしたか?117クーペのシャーシは同じいすずのフローリアン当時いすずのトップグレードサルーンです。なのでリアは板バネです。

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シャーシに取り付け
 
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かっこいいですね 出来上がりが楽しみー(^^♪

そうこういううちに頼んでいたハセガワ117量産型後期が届きました

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ハンドメイドとは金型が違います。このあたりにハセガワの本気が見えます

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おそらく量産前期型も買います(^^♪

今週はここまでではでは

7/10 
完成してしまいました。ボディーパーツはボンドGPクリアーでパツパツパツと付けてしまってあつという間。

ではごらんおば
メッキがキラキラでかっこいいです

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フロントのマーカーの出来がいまいちでしたねー。でも十分かっこいいです。

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ホイールは昔ながらの鉄チンにメッキカバー これがかっこいいのよ
そしてこの流れるようなボディライン 素敵です

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おしりの形状も絶妙 特にトランク当たりの曲面を職人が手作業でたたき出すのは大変な作業でしょうね。

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今回のトップコートはガイアーのEXクリアーです。つやつやです。

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ウインカーもエンブレムも別パーツで見栄えします。

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いやーとっても作りやすい絶品モデルでした。だれが作ってもそこそこいいものができると思います。
ハセガワさん 次はいすずならピアッツアですよね
お願いします。ではでは



















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コメント 4

カズ

こんにちは。どれも素晴らしい作品ばかりですね。117クーペ確か小学校の女先生が乗ってましたね。今考えたらお洒落な先生だったんだな…と思います。
最近ハセガワからケンメリGTRが出ましたね。やっとアオシマ、フジミのケンメリ解放されると喜んでいます。
by カズ (2022-07-16 08:04) 

たっくん

カズさんいつも見ていただいてありがとうございます。小学校の先生!カズさんも僕とほぼ同じ年とお見受け(笑)。117かっこいいですよね こん後このような素晴らしい造形の車は出てこないでしょうね。日本の車遺産があれば登録してほしいですね。
by たっくん (2022-07-19 06:48) 

らしゅえいむ

とてもきれいに仕上がりましたね。
コネを使って 英語の教授を
いいように手下のようにしていた
どうにも好きになれん奴が、
117に乗っていて、やたら自慢していたので知った車です。
117だけは いいな~ と、今でも思っています。
セットで思い出しちゃうところが、辛いところです。
by らしゅえいむ (2022-09-20 00:28) 

たっくん

らしゅえいむさん いつも見てくれてありがとうございます。
昔の車は、自分が若かったからもありますが、いろんな思いでが詰まっていますね。こんな車たちがアメリカに買われまくっているのは、どうも悲しい限りです…
by たっくん (2022-09-20 07:56) 

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