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フジミ BMW アルピナ B7ターボ エンスージアスト [BMW アルピナB7 フジミ]

完成しました。フジミのエンスージアストモデル BMW B7ターボ。いやー大変なモデルでした。パーツの数といったら半端ないです!でも丁寧に作ったつもりです。世界一美しいクーペと呼ばれるBMWの完成までの道のりは長く、でもとても楽しかったです。エンスージアストシリーズはどれも30年前の作品なのですが、細部までの作り込みはものすごく、設計者のコダワリが作っていてひしひしと感じられる作品です。しかし、金型技術が追いついておらず、部品の合いが悪い場合が多いです。よって、どのモデルも仮組必須(*´Д`) 小さな部品をマスキングテープなどで止めながら一つ一つ合いを確認していく作業がウギャーとなりした。
 今回も製作記と完成写真を載せましたのでぜひ見てくださいね。

フジミ BMW アルピナ B7ターボ エンスージアストフジミ BMW アルピナ B7ターボ エンスージアスト


最終更新 : 2016.03.20


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2/21 箱絵がとても美しいです。近未来の風景に、世界一美しいBMW635(B7ターボ)がたたずんいます。

いつものように部品紹介から。ボディーです 大きいです スジは細く浅いのでMrラインチゼルなどで太くしてやろうと思います。

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A,B部品です。シャーシーも良くモールドされています。

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C部品です。右上のパーツはボンネットの裏です。ボンネットがペラペラの1枚でなく立体的になります。エンスーやねー(^^ゞ

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D,E部品です。んーメッキの質はお世辞にも良いとは言えません・・ メッキパーツはゲート切断面が目立つ場所にきてはいけません(絶対に!)キドニーグリルなどはたぶん剥離してメッキシルバーNEXTで塗ります。

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F部品です。細かいパーツがいっぱいあります!

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L部品です。シートも裏張りがあり良い形をしています。

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J,K部品です。トランクが開くのでスペアタイアなんぞ入っています。

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Gパーツです。透明度は良くもなく悪くもなく普通です。

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タイヤとデカールです。デカールは若干黄ばんでいるので、日光にさらして白くします。
ホイールはフィンの数が多いですね とてもリアルでかっこいいです やっぱアルピナはこのホイールですね(^^♪

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さあ、エンスージアストモデルは大変なんですが冒頭にも書いた通り、合いが心配なので仮組を徹底的に行います。まずはボンエットが開閉式なのですが写真では良く分かりませんが、チリも面も合いません。特にチリはウレタンクリアーを見込んで少し多めに取っておかないと後で泣きます。

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ヤスリで削ったりボンネット裏にプラ板を貼ったりして、約2時間 なんとか満足がいくものになりました。

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同じくトランクもチリと面が合わないので・・・

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まあまあかな(^^ゞ

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フロントグリルですが、ゲートで切り離して、尚、「CUT」と書いてあります。ここをエッチングソーなどで切るのですが、これは良く考えられています。座布団2枚!!

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グリルに付くライト類の合いもOK

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バンパーやフロントスカートを組んでみます。大きなフロントスカートでとても厳つくてかっこいいです(^^♪

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リアの合いも悪くはないです。

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BMWの特徴であるキドニーグリル。(キドニーとは腎臓のことなんですって)。なんでゲートをこんな目立つとこにもってくるかなー(-"-)。ここのメッキは使えません!!

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リアスポイラーも若干隙間は空きますがOKでしょう。

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設計者の妙なコダワリ。ドアミラーとステーが別パーツになっています。なんで?可動式にしたい人のため?

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サイドモールも別パーツです。これは研ぎ出しがしやすくていいね!(^^♪

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今週はここまで、まだまだ先は長いと思いますがお付き合いくださいませませ(^^ゞ

2/28 三寒四温 だんだん暖かくなってきますね。みなさんお元気でしょうか?今週は長女が東京の大学を受験しに・・妻も付き添いで・・でなことで帰宅後、黙々と模型作りに専念できました(^^ゞ。

仮組は続きます。どなたかのブログでエンジンがボンネットに干渉するというような記事を見かけましたので、エンジンも組んでチェックです。幸い干渉はありませんでした。(^^♪

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さて、足回りもとても大変ですが仮組して車高、トレッド、ホイールベースのチェックです。
フロントですが、車高が何段階か調整できるようになっています。下の写真は一番下。
少し高いですね。

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お次は1段上(反対側でごめんなさい)。

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リアも組んで、再度比べてみます。一番下

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1段上。やはりフロントは1段上というか1段落とします。リアは問題ないようです。
ホイールベースとトレッドも問題はありません。

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フロントスポイラーはボディーと突き合わせ接着なのですが、接着剤がはみ出たり強度不足を補うため、のりしろをプラ板で作って付けます。

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ウインドウ周りの彫りをニードルで深く掘ります。塗装後、ハセガワのミラーフィニッシュを貼る予定です。貼ってからスジにデザインナイフを入れて余分な部分を切り取るので刃先が滑らないように深くしておきます。

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いつものようにグレーサフ(クレオス#1000缶スプレー)を吹き、キズチェック。

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それから、ガイアーノーツのホワイトサフ(エボホワイト)を吹きました。

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んー・・・ どうも気になる・・・ウレタンクリアーを見込んでチリを多くとったのですが、サフ後に見てみると・・ これは取りすぎ!隙間が多くてミニカーみたい!いかにも「ここは開くんですよ」といった感じです。

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リアなんて特にひどい!

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相当悩みましたが、やはりここは妥協せず再度チリを調節することにしました。
まずはリアから、隙間が多いので、0.5mmプラ版を黒い瞬接で貼ります。

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形をヤスリで整えて、合わせて見ます。うん いい感じです。ちなみに黒い瞬接は普通のタミヤセメントなどと比べて接着力がないので、そろっとヤスリをかけないと、ポロつと取れてしまいます。

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サフを吹いて確認。

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リアがうまくいったので、フロントも フロントは四週に0.3mmプラ板です。

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形を整えて 

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サフを吹いて確認 良いですね(^^♪

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さて、お次はボディー塗装です。何色にしようか悩みましたが、ネットを見ててグリーンメタのB7がとてもカッコよかったので、グリーンメタにします。
色作りが大変でした。ベースはクレオスのグリーン 少し抹茶色にするのにブラウンをほんの少し足し、色の素の黄色を爪楊枝3滴くらい 黒を爪楊枝10滴くらい それからH8シルバーを入れます。シルバーは入れすぎると色が薄くなります。かといって少なすぎると銀粒子が目立ちません。何回かやり直してなんとか満足のいく色が出来ました。
まずは、0.2mmで細部を吹きます。

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ボンネットとかトランクは合わせて塗らないと色の違いが目立ってしまいます。写真よりも色は濃くて落ち着いていますよ。いい色です。

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シャーシにも吹きました。

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今週はここまで。また仕事が忙しくなるので来週更新できるかわかりませんが、よろしくお願いします。


3/6 昨日は暑かったですね 暑かったり寒かったりで風邪気味です。皆さんお変わりありませんでしょうか。

ウレタンクリアー前にデカールを貼ります。
まずは、シルバリング防止のために塗面を平滑にします。クリアーラッカーを吹いて軽く研ぎ出しました。

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この手のフジミのデカールはとても薄く弱いので、事前にデカールリキッドを筆塗りして補強しておきます。それでも弱いですね(-"-)薄くって、このアルピナラインなど折れてくっついてしまったら解くのに一苦労です・・ もう破れそうでとっても怖いです。しっかり貼るのにマークセッターは使いますが、軟化剤が入っているので注意して使わないといけません。(やっぱりカルトグラフがいいよねー)なんとか上手く貼れました。貼ってしまうと、薄いのでデカールの段差が殆ど目立たずいいんですけどね。

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フロントとリアにエンブレムがあります。これまた凝っていて、メッキの台座が別パーツになっています。これを接着します

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そしてエンブレムを貼ります。曲面なのでマークソフターなどを注意しながら塗ってなじませます。塗ったら直ぐ押さえるといった感じでしょうか。

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ウレタンクリアーを吹きました。いつものフィニッシャーズGP1です。今回もうまく吹けました。

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メッキシルバーNEXTを塗るフロントグリルやキドニーグリルにもウレタンクリアーです。

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し、しまった( ;∀;)。フロントスポイラーを塗るの忘れてた!!
しょうがないので、水性クリアー筆塗りです。

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(*´Д`)膨大な量のパーツを塗装します。パーツ数は前回作ったスープラの5倍以上はあるね。パーツをすべて切り出し色別に集めて塗装します。パーツNoが分からなくなりそうなものにはニードルでNoをケガいておいてやります。
 僕はいつも段ボール紙(栄養ドリンク)に布テープでパーツをくっつけて塗ります。

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ふー。エアブラシで塗装するパーツはすべて塗り終わりました。パーツ写真です。(なくしそうな小さなパーツは並べていません)

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内装です。シートはタン その他は説明書通りダークグリーンとネイビーブルーです。

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山は越えた感じ・・ 後は楽しく組み上げます。組み上げる途中でエナメル筆塗りなんかもしますが、これは楽しいんですよね(^^♪。基本的にエアブラシは面倒であまり好きな工程ではありませんので(-"-)。またよろしくお願いします。

3/13 皆さんこんにちは。毎日雨で変な天気ですね。

エンジンヘッドカバーのモールドを塗装します。右下にあるのは、消しゴムを小さく切ったもの これにエナメルのクロームシルバーをカスカスにつけてポンポンと軽く叩くようにします。老眼鏡に拡大ルーペをつけて、とても慎重に行います。

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エンジン出来ました(^^♪ BMW6気筒3000ccターボエンジンアルピナチューン  エンスージアストシリーズにはエンジンのディスプレー台がもれなくついています。パーツ数も多くかなり実物に近いでしょう。

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フロントサスペンションが出来ました。シャーシの裏面もモールドがしっかりしていて素晴らしいです。

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タイヤを付けてみましたが、ハの字になってしまいました。ストラットとハブの取りつけ角度が悪いみたいなので、接着剤を丁寧に離してタイヤを矯正しながら再接着します。

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さて一週間たったので研ぎ出します。いつものように、バフレックスグレー→タミヤ#3000フィルム→タミヤコンパウンド赤、青、白→ハセガワセラミックコンパウンドです。バフレックスに変えてからキズが全く残らなくなりました(^^♪ バフレックスいいですよー。

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窓枠などをセミグロスブラックで吹きます。まずはマスキング。マスキングの境界にはいつものように、倍に薄めたラッカークリアを軽く筆塗りします。これでマスキング漏れがしにくく、境界がシャープになります。

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セミグロスブラックで吹きます。

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マスキング漏れなくうまくいきました。(^^♪

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ハセガワのミラーフィニッシュを貼ります。曲面にかなり追従出来てとても良い品です。

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エンジンルームの完成(^^♪ 補器類も多くてデカールもあります。タミヤよりはるかに見ごたえがあります。さすがエンスージアストモデル(^◇^)

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足回りは全て出来上がりました。素晴らしい再現度ですね かっこいいです。

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しかし、こんどはリアの車高が高いです。仮組したんだけどなー(-"-) サスを2mm程度切ってタイヤをつけて矯正し接着剤をたっぷりつけ固めます。

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今週はここまで、来週は3連休 もしかして完成するかも(^^♪

3/20 3連休の中日で完成です。昨日完成しても良かったのですが、集中力が切れかかっていたので無理して失敗してもいけないと・・

シャーシーの成形色は、たいがいブラックなのですが、このモデルは白なのでエナメルのフラットブラックで塗ってやります。このような工程は初めてかもしれません。

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エンスージアストモデルの極み!これはシートを固定するフレーム!すごいですねー 通常はシャーシに接着剤でペタなんですが なんとシートを前後させるレバーまであります( ;∀;)

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内装出来ました。シートの色は悩んだのですが、ラグジュアリーなタンで塗ってみました。エナメルフラットブラックで墨入れして立体感を出しました。

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フロントグリル やっぱりBMWは丸目四灯とキドニーグリルですね 最近のBMWはパツとみてもBMWつて判りませんもんね。リフレクタはメタルックを貼りました 結構奥まってって貼りにくかった(*´Д`)。

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下回り完成!

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ボンネット裏にはスポンジを貼るようになっています。これは断熱材ですね。しかし、これを貼るとエンジンと干渉してボンネットが閉まらなかったので、止めです。

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リアランプを塗りました。裏からエナメルのクリアーオレンジとレッド。表はいい具合にモールドされていますので、エナメルフラットブラックで墨入れです。

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リフレクタはとても凹凸が多くメッキシールを貼りにくいので、タミヤペイントマーカーX11(クロームシルバー)を取り皿に取って筆塗りです。何でこんなことするかというと瓶のX11より輝きがありますので。

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メッキパーツには、エッチングプライマーを塗り、ラッカーセミグロスブラックを吹きました。

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完成です。道のりは長かったけど楽しく作りました。いろいろ合わない個所があったりして苦労はしました。それだけに喜びはひとしおです。

フジミ BMW アルピナ B7ターボ エンスージアスト

フロントスカートが大きくて迫力がありますね。

フジミ BMW アルピナ B7ターボ エンスージアスト

ちょっと影が映っちゃてますが

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ボディーラインが美しい 

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リアビュー

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グリルにB7ターボのバッジがあります。

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リップスポイラーがアクセント

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ボンネットとトランクが開きます。フロントには折り畳みのステーを真鍮線で付けました。
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いやー大変でした 疲れました 次は簡単な奴にしようかな












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コメント 2

らしゅえいむ

膨大な部品数ですね。
プラ板の使い方、さすがですね。
by らしゅえいむ (2016-03-06 13:23) 

たっくん

らしゅえいむさんコメントありがとうございます。
そうですね。ものすごい部品数ですが、実車を作っているようで、
「あー ここはこんな風に出来ているんだ」と感心すること
しばしばです。
by たっくん (2016-03-06 18:04) 

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